よくあるご質問(FAQ)
【サイズ感】サイズ選びのポイントは?
革靴(ワークブーツ)のサイズ選びは、
スニーカーより小さめがお薦めです。
【捨て寸】
革靴には、つま先に捨て寸と
呼ばれる隙間があります。
一方、スニーカーの場合多くは
捨て寸を設けていません。
この捨て寸で革靴とスニーカーでは
サイズ感に違いが生じます。
同じサイズでもスニーカーより革靴は
大き目の作りになります。
革靴の捨て寸は一般的に
8mm~12mm程度。
例えば同じサイズ27.0cmでも
捨て寸のある革靴のほうが、
スニーカーより全体的に
一回り大きく余裕をもった
作りになります。
スニーカーと同じ感覚で
革靴も同じサイズのものを選ぶと
サイズオーバーになってしまう
場合がございます。
【ワークブーツのフィット感 】
革靴は先に述べたように捨て寸があります。
靴に足を入れかかとをぴったり合わせると、
つま先に空間ができます。
このかかとをぴったり合わせた状態で
靴ひもを結んでください。
足の親指と小指の付け根を線で結んだ位置の、
フィツト感がポイントです。
この位置が、
きつかったり、ゆるかったりした場合は、
サイズ変更が必要です。
【サイズ選び】
革が馴染むのを考慮すると
ジャストサイズがお薦めです。
履きはじめは、あたる、さわる感覚が
あるかもしれませんが、
愛用していくと革は馴染み、
ブーツオーナー様の足に合わせて
若干伸びていきます。
痛みを感じない程度でしたら
ジャストサイズを選んでください。
履きはじめから緩いサイズは、
馴染んでいくとさらに
緩くなってしまいます。
革靴はジャストで履いた時、
また履き慣らしていく中で、
ブーツオーナー様の足の形に
ぴったり合っていきます。
スニーカーとは違った履きやすさの、
唯一無二の相棒へと成長していきます。
【履きはじめ】
サイズはあっている。
それでも靴擦れを起こす。
新品のブーツは
ブーツオーナー様の足に
馴染むまでにはある程度の時間を要し、
サイズが合っていても
靴擦れしてしまう場合もございます。
革が馴染むまでは、
厚手で長めのソックスの着用を
お薦めします。
また、擦れるからといって
シューレースを緩くして
靴の中に余裕があり過ぎると
足がブーツの中で固定されずに
動いてしまうので
足が擦れてしまう可能性もあります。
シューレースは足を固定するように
きっちりと締め上げてください。
これで改善する場合もあります。
【サイズ展開】
0.5cm刻みの
サイズ展開はしておりません。
インソールや靴下等でのサイズ感の
微調整をお願いします。
【ワイズ】
SPPNは熟練の職人さんと
試行錯誤して独自に開発した
Eワイズの木型を使用しています。
極端な甲高幅広のものではありませんが、
日本人の足に合わせているので、
輸入靴よりしっくりくるはずです。
【ワイズとは。】
ワイズ(width)は「幅」という
意味の英語です。
足の甲部分の周囲の長さの
基準となります。
ワイズが広いほど靴の幅だけでなく、
足の甲部分のスペースが大きくなります。
ワイズはアルファベットで
表記され A〜E を
「狭い ← A、B、C、D、E、EE、 → 広い」
となります。
【商品】革の個体差?
革は天然素材です。
キズやシワ、血管が通っていた痕、
虫刺されの痕など、
動物の革には多く見られます。
シワやキズほくろなどある人間の肌と同じで
それぞれ個体差があります。
これは天然の素材であるという証であり、
それらを愛すべき革の”アジ”と
お考えいただければ幸いです。
【シワ】
シワは、細かいシワや大きく筋のように
入っているものなど様々です。
シワは首や足の付け根などの部位の革に
多く見られます。
【キズ】
キズは、切りキズや擦りキズ、
虫刺されのあとなど様々です。
ひどいキズ跡以外はそのまま使用しています。
【色ムラ】
革は1枚づつ色ムラは出ますが、
1枚の革の中でも 部位や繊維の密度などの
違いで染のムラがあります。
人工素材では出せない天然素材の証ですので
味わいとしてお考えいただければ幸いです。
【個体差】
生産時に使用される革の部位により、
左右もしくは片足においての 外側・内側で
革の質感が異なる場合や、
革の性質上シワやキズがある場合がございます。
これは不良品ではなく
天然素材の特性上のものとなります。
【シャフトの高さ】
ブーツのシャフト(筒丈)の高さは個体により、
また左右においても異なる場合がございます。
これは不良品ではなく使用している素材の
特性や製法上の都合によるものです。
【お手入れ】メンテナンスと修理。
茶芯レザーのメンテナンスの方法は、
難しく考える必要はありません。
オイルの含有量は
他のオイルドレザーと比べると少な目ですが、
この茶芯レザーもオイルドレザーですので
通常のブーツメンテナンスの
流れと同じで問題ありません。
日々のメンテナンスは
いつもオイル用のブラッシングで
使用している ブラシで愛用後に
ブラッシングしてください。
ブラシの毛にはオイルが染み込んで
残っているので、
これだけで表面の乾燥を防ぐ効果が
期待できます。
オイルアップする場合。
■ブラッシングでホコリや
古いオイル(クリーム)を落とします。
■オイルアップで油分を補給。
油分を補給すると茶芯が消える?
(黒っぽく)なりますが
補色された訳ではありません。
油分で一時的に黒っぽくなるだけです。
時間が経過すると茶芯は表れますので
気にしないで大丈夫です。
■ブラッシングで余分なオイルを弾いてあげます。
オイルを浸透させた後の
ブラッシングをお薦めします。
■東京・浅草の工場で
安心のアフターサービス。
レザー製品全般、革製品は新品の状態は、
未完成のモノです。
完成に正解はありません。
ブーツオーナーさんと一緒に成長して
履きジワが出来て、
キズが刻まれ。
唯一無二の存在になります。
履き込んだブーツはプライスレス。
お金を出しても手に入らない、
ブーツオーナーさんだけの財産になります。
未完成から完成へ近づけていく。
未完成の状態で販売している私達は、
完成へ近づけるよう、
出来る限りのお手伝いが
出来れば幸いと考えます。
特にアウトソールは
自動車やバイクのタイヤのように消耗品です。
いざ、ブーツオーナー様が
ソールを交換したい場合、
どこに依頼するか迷ってしまう
ケースが少なくないと声を聞きます。
私達は修理受付の窓口となり、
作り手の顔が見える生産工場で、
安心のアフターサービス対応致します。
ワークブーツは
永く使っていただいてこそのモノ。
お客様の愛用されているワークブーツを、
職人技術でしっかりなおします。